日々新しい発見をしたい

見たり聞いたり読んだり考えたり、そして行ったことを書いています。

世界をリードするオンリーワン国になるために

「国」には文化があり、習慣がありその環境の中で人々は生育する。作法も、考えも、考え方、嗜好も、受けた教育も違う。国の前に、性別、年齢も違う。
それを認め合いながらも世界の人々を幸せにするのがSDGの根底にあると思ってきた。

www.unic.or.jp

 

利他。多くの人を幸せにするための、No.1主義とOnly1主義について考えてみたい。

 

自由経済では、大量生産されるもの、大量消費されるものは、よいもの、安いものが売れる。大量に売ることで利潤をえるためNo.1でないと勝てない。

日本は明治維新後、欧米に追い付き、追い越し、No.1になることで幸せになれると
思ってきた。そのため、社会も学校も親も学芸、スポーツもNo.1主義をとってきた。

 

偏差値
個人競技
○○展覧会
クラス対抗○○

これらは競争のために存在する。


生き方、人生の方向性を広げようと多くの方が努力されているが、親と学校教育は
進化せず、親は、子供に、良い学校に行き、良い成績を取り、よい会社に入り、良い伴侶を得て幸せになることを臨んでいる。

No.1主義路線に乗れた人はそこそこ幸せだった。ところが、日本は多くの産業でNo.1から堕落。

日本は第2次産業に従事する人が減ってきているのに、まだ、No.1主義を信奉している。

話が大きくなるが、

中国の覇権、ロシアのウクライナ侵攻をみていると、Only1をめざす、Only1を認め合う世界がこない限り世界平和は来ないと思う。


覇権、政治、経済力、戦力をもって人、物、金、ルールを支配する。
No.1になれば、その力を利用してすべてを思いのままにする。

多くの組織はみなそうかもしれない。会社でも、国も。
主、従の関係。
主が正しく、慈悲深いかたであれば、従者は主に従えば幸せになれるかもしれない。
人が主である限りそうならないため、人々は神を主として崇めてきたのだろうと思のであるが。。

さて、
主、従の関係がなくなると、皆が力を合わせ、正しく、慈悲深く、高めあわなければ
皆幸せになれない。
ところがユニオン、社会、共産、協同主義はうまくいかなかったことを歴史は証明してきた。皆が平等なのはよいが、競争がないため、新しいものが生み出せなくなり、価値の高い低いがないため地盤沈下してしまった。

多くの人はOnly1を価値として認めることができるだろうか。Only1として高めあえるだどうか?
世の中、大きく変わろうとしているが、人は、どちらを選択するのがよいのだろうか。
考えなくてよいNo.1主義か。

自分としては欧米に追い付き、追い越せと物まねから始まった日本が生きる道。経済としては中国に追い越され。これからは、多くの人を幸せにする。楽しませる。生き甲斐を与えるオンリーワン国にならければならないと思う。

日本経済の地盤沈下はNo.1国からOnly1国への移行の始まりだった。

日本は頭を使い、Only1国として世界発信できただろうか。