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リーダの器と国政選挙

今までのリーダは、よい意味でも悪い意味でも何か癖のある方が多かった。

岸田さんは、癖のない紳士。聞くところによると、こうしたい、ああしたいという目的と目標を明確に示されない方だという。昨今はそうは思えないが。。

日本は自公政権で他の国に比べればよい国だと思うが(だまされている?)、

いかんせん、おとなしい方がリーダになって新型コロナ禍で大丈夫なのかと心配になる。

人の話を聞くのはよいが、聞くためには時間を要するため、時間を取られて、判断が遅くなることが多い。

平和なときはよく聞くのはよいが、COVID19が収まっていない今日、臨機応変に政治を進めてほしいものである。

選挙もあるので、自分なりに政権にしてもらいことを挙げてみました。

・国民の幸福度の向上

  ・失業者の削減(まずは、働き口)

  ・賃上げ(次は、給与)

  ・労働時間の削減(コロナ禍でそうも言えないが。リモートワークで労働時間が増 

   えている。夜の会議が増えた。)

  ・労働環境の改善(残業代を払わない企業は多いし、サービス残業

   させられている労働者は多い。「従」業員が裁量労働するのはおかしいと思う)

  ・心身の健康(社会、学校、家庭内の教育が果たす役割が大きい)

  ・差別のない社会(性別、血縁関係、人種、思想、宗教、職業、身体、年齢)

  ・労働以外に活躍したり、楽しむ機会のある社会、街づくり

・国力増強(領土、人命だけの防衛だけではなく、食、エネルギー、産業、知財、情報、人材力)

・財政改革(消費税が増えたにもかかわらず、地方税所得税は減っていない。今までのつけを払わされている。おかしい)

・規制改革(既得権で高利益を得ている産業、企業への課税強化と競争させる仕組み作り)

憲法改正平和憲法のお陰で、日本は朝鮮戦争ベトナム戦争に巻き込まれなかった。自国民を守る「専守防衛」ための自衛隊の設置を明記する。海外への自衛隊の遣は、国民生活を守るために限る。敵地攻撃能力は本当に必要なのか検討が必要である。多くの国民の命を守り戦争状態を回避可能なら必要だが、やられたらやり返せば戦争は必至と思われる)

敵地攻撃能力があるので、先に攻撃されることがない? との論理は、攻撃能力として核兵器の有無を当然考えないといけない。相手が核兵器をもっていて、日本がそれをもたないのであれば攻撃能力で均衡していないので、敵地攻撃は意味がないと思われる。戦争について素人の政治家にあいまいに判断されては、たまったものではない。戦争の専門家も含めて議論してほしい。

さて、今月行われる衆議院(国政)選挙についてである。

富?の「分配」について議論されているが、具体策を示した党に投票するのがよいと思う。

分配はパイが決まってから進むものであるが、成長と分配と関係づけ、成長なくして分配なしとはおかしい話。分配は言葉だけ?(不公平分配)にしたのは自公政権である。今までと変わらず、同じことを言っている。

岸田さんの中間層に(富を)厚く分配するとの話は、選挙のための甘い言葉かもしれないため、吟味が必要そうだ。

企業は、簡単には中間層の給与を上げられないと思う。

役員数を減らし、さらに役員の報酬を減らし、従業員すなわち部長、課長、係長、平社員給与を上げることは可能だろうか。不可能だ。

したがって、まずは中、低所得者向けの減税と、高所得者への増税が必要だ。

これを、岸田さんが明言したら自民党を応援できそうだが、そうならない場合、

・税負担を増やしたくない人は自民党または公明党高所得者、土地や金融資産があり年金受給額が多い高齢者か?)

・税負担を減らしたい人(減税を望む人)は野党(中、低所得者、年金受給額が少ない高齢者)

を選択するという構図になりそうである。

岸田さんも富の「分配」を選挙公約にするとは賢くないと思う。普通、これは野党がいうことであり、岸田さんは人のよい正直者と思われる。低成長から脱出できないため、まず、高所得者の富を中低所得者に分配しようと考えたのであろうが(低中所得者有権者に投票してもらうとした)、できないことまたはトーンダウンするなら墓穴を掘ることになる。

「中、低所得者向減税と高所得者への増税」を明言してほしい。

これが投票の鍵になりそうだ。