日々新しい発見をしたい

見たり聞いたり読んだり考えたり、そして行ったことを書いています。

新型コロナ治療薬

新型コロナ治療薬として、日本では塩野義製薬のゾコーバ(R)がすでに開発されています。政府が200万人分も買い上げた(これから?)ようですが、すでに使われているのでしょうか?

緊急承認!ゾコーバ開発”80%の覚悟”&中国で1億人分生産体制へ - YouTube

日本で初めて認可かれた新型コロナ治療薬です。
ファイザー、メルクに比べて売り上げが20分の1の企業が新型コロナの薬を開発したのです。
ファイザー製に比べて後発で実際に売れるのか、将来副作用がでて販売中止になるリスクを負いながら、新型コロナで苦しんでいる方々を救おうと開発した。
日本、中国、東南アジアに売っていくらしい。

日本企業は、技術があってもリスクを負う事業をしなくなったので感動しますね。

北海道大学塩野義製薬の共同研究から創製された薬で、3CLプロテアーゼ(新型コロナウイルスが増えるさいに必要は酵素)を阻害する薬です。
国内でも3CLプロテアーゼ阻害について研究していた大学、製薬会社は多いはずです。
産学協力がうまくういった例です。日夜、休日を問わず、試作、実験、評価されていた
というので脱帽です。
企業内の研究所で、内部資金と人材を使ってゼロから日夜、休日を問わず研究するのは難しいため、大学(院生の)の協力は必要なんです。
さらに、すごいのは、実際、塩野義製薬の研究者が大学の研究者になって手を動かしているのです。

塩野義製薬との共同研究で創薬に取り組むー国産初の新型コロナ治療薬「ゾコーバ」承認 | COVID-19 | リサーチタイムズ

https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/221128_pr.pdf

www.sankei.com

https://www.shionogi.com/content/dam/shionogi/jp/news/pdf/2022/11/J_20221122_final.pdf


国内生産、さらに中国では大量生産。(中国で生産設備を作る方が日本より容易なのでしょう。また、日本で作るよりコストが安い、資金も環境も人も期間が日本よりベター)

サプライチェーンを考えて、中国以外から原料を入手して薬を製造するようですが、
技術流出にはぜひとも注意してほしいと思います。
中国人は、技術をまねて、さらによいものを、そしてさらに早く開発するのは、日本人以上に秀でていると思います。。