読書感想です。
何度も読む価値のある部分はタムルードの話でしょうか。
あとは日本ダメダメ論なので結構です。
さて、日本に辛口なのは結構です。
日本人に欠けていること。それは日本人として反省しないといけないと思います。
特に「想定外」という言葉。大地震で想定外の高さの津波が来て原発事故発生。
東電、そして原発を設計、設置した日本人技術者の無能さを世界にしらしめました。
リスク回避又はリスクを可能な限り小さくするためのシンキングしたとは思いますが、最後までは考えていないのではないでしょうか。
議論をしない国民ではなく、シンキングしても自然がすることに勝てないとあきらめて
しまっている国民です。
例えば地震。予知はできない。できるのは、大地震に耐えられる地盤に頑固な
建物を建てること。避難場所を確認し、3日分の食料が入った非常袋を用意すること。
ただ、電気ガス水道が止まると困りますね。水はもちろんのこと発電機を購入
しておきますかね。
次に、台風。発生を抑えられない。進路を変えられない。
線状降水帯が発生したらどうするかを考えても、大雨が降って川は増水。
早期避難。
堤防を今のものより高くすることは、費用と年月ががかかり地方自治体では
どうにもならない。住居を移転すればよい。費用大で簡単ではありません。
自然の力の恐ろしさを知り、人間力が小さいことを知っている国民なのです。
だから自然災害には抵抗せず、受け入れていきましょう。
なさけないけど、なすすべがない。。。
タルムード
大きなものを得るためには大きなもの(犠牲)を拠出しなければならない。
日本は外来の民主主義を得るために、第二次世界大戦で負けたのですね。大きな犠牲を払ったのだと思います。
日本人が寄付しないのはなぜでしょうか。
宗教心がないからですか。
困っている人を助けない。
困っていない自分は自助努力しているけど、困っている人はその人に
問題があると思い冷たいですね。
自ら命を絶ってはいけない。最後まであきらめてはならない。
これは宗教的に言えば、肉体として命を生を受けたものとして、
重要な言葉ですね。
日本ダメダメは、裏を返せば、日本をよくするためにユダヤ人のごとく
シンキング、議論しろと解かれているわけです。
アマゾンには辛口な口コミが多いのですが、自分は参考になりました。
ユダヤ人は「母親」が子供にシンキング教育するのですね。
日本人として生を受けた日本人は、神話をもっと紐解き、皆と、そして
子供に語るべきですね。