日々新しい発見をしたい

見たり聞いたり読んだり考えたり、そして行ったことを書いています。

一億総活躍がなくなってよかった

安倍政権のとき一億総活躍などといってきたが、岸田政権はその看板を下ろしたようである。

一億総活躍社会の実現 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

一億総活躍ときけば前向きだが、その裏には、安倍政権(その前からか)がしてきたつけがある。

・残業代、ボーナスのないブラック、グレー企業がやまほどあり、派遣社員、パート社員も雇止め、残業代がでれば幸せだが、日本企業は残業代がないとまともな給与にならない(1千円から2千円と時間単価低すぎ)

  →世帯主の給与が低い  → 岸田さん賃金上げるために動きだしました。

・子供を育て、教育(塾代、大学教育)するのに金がかかる

  →子供を産めない     (子供を産むためにかかる費用を0円にしてほしい)

  →子供をあずける施設が少ない (子供を預ける費用を0円にしてほしい)

  →そのため、妻がはたらかないといけない (結婚後、出産後の女性がはたける環境、夫の給与が高ければ妻の労働は不要だが。。。)

  →子供は、返済と利子のある奨学金を借りて大学にいき、社会にでても返済しないといけない。(国立大学の授業料0円。私立の大学の授業料も今の5分の1の30万円程度に、返済不要な奨学金を増やしてほしい)

・老人が多い

  →老人介護に費用がかかる。

   →介護保険が毎年のように上がっている。(なぜ40歳から徴収するのか?)

  →介護をする人が足りない、きつい、賃金が安い。 (介護職の給与を現在の倍にする、時給2,500円以上:そうすれば求人殺到?するだろう)

  →ボケたり病気にならないためにも、働きたい人、健康な人、金のない老人には働いてもらった方がいい(?)。財務省(麻生さんが大臣のときに)が老後、2,000万円必要と脅かしていたのものそれをさせるためだった?(国民をバカにしている)

(老人介護は大きな問題で、金でうまく解決できる問題はなく簡単にはいきそうもないと思われる)

一億総活躍?

活躍するために労働しているのではなく、多くの国民は生活のために労働しているのに、こんなスローガンを掲げるとはまともな国ではない。

結婚後の女性に、老人に、障碍者に、生産性活動に従事しろと聞こえる(直には言わないが、目的はそう)

さらにいうと、代官(国、県、市町村)に年貢(税金)を納めるために、子供(は勉学に励み将来稼いで納税できる大人になれ)、年寄り(年金受給を遅らせよ:増額キャンペーン)も、障碍者も可能なかぎり働いて税金を納めよということである。

腹にはお上視点があり、国民をそそのかしてきた。

活躍しやすいではなく、

「国民を幸せにする労働しやすい社会実現」としてやってほしい。スローガンも大事である。